「うちの子は人見知りが激しいので、家族一緒の写真を撮ってもらうのは難しそう」
「家族写真の依頼を頂けたけど、お子様が人見知りと聞いていて、笑顔が撮れるか心配」
人見知りが理由で家族写真の撮影を依頼すること・受けることに不安を感じていませんか?
家族撮影の仕事をして頂く中で、人見知りのお子様に関するご相談を受けることが多くあります。
実は僕自身も、子どもの頃からずっと人見知りだったりします。
だから不安になる子どもたちの気持ち、すごくわかります。
同じ人見知りの子の力になりたいと思い、これまで心に寄り添って笑顔の家族写真を残してきました。
こちらの記事では、人見知りの子が安心して思い出を残せる撮影方法についてお伝えします。
人見知りで悩むお母さん・お父さん。
そしてこれから新しく家族写真をはじめるカメラマンへ。
シンプルな内容ですが、読むことで人見知りの子どもの気持ちを理解でき、一緒に素敵な思い出が残せるようになります!
人見知りする理由
人見知りは生後半年から始まることが多く、2歳過ぎを目安に落ち着くと言われています。
ただし、個人差があり生後3ヶ月後で始まる子や、2歳過ぎでも人見知りが終わらない子もいます。
赤ちゃん・子どもの人見知りは主に2つの理由で起こります。
人見知りする理由:1 記憶・視力の発達
赤ちゃんが人見知りがはじまるのは、記憶・視力が発達したことが理由です。
お母さん・お父さん他の人を区別し、記憶できるようになります。
なので覚えていない人を「知らない人」と判断し、安心感を求めてお母さんたちに泣きつきます。
人見知りする理由:2 心の成長
人見知りはただ知らない人への恐怖だけで、泣いているわけではありません。
実は「この人は誰かな?」と興味もすごく持っています。
「はじめて会った人とも関わってみたい」という好奇心、「家族以外の人は信頼できるか分からないから、怖い」という恐怖心。
2つの違う気持ちが板挟みになって、行き場がなくて泣いちゃいます。
人見知りは成長の証で、泣き顔・不安な表情も喜ぶべき思い出の一つです。
とはいえ、やっぱり楽しんでる・笑顔の姿の写真も残したいですよね。
人見知りは、知らない人に強く関心がある状態です。
なので恐怖心を和らげてあげることができれば、好奇心が強くなってイキイキした表情を見せてくれるようになります。
最初は泣いていた子も、不安な気持ち寄り添う中で、気づけば笑顔を見せてくれるようになっていました。
人見知りを乗り越える方法
これまでの学び・撮影の経験で身につけた、人見知りの子どもの不安がなくなる3つの方法をお伝えさせて頂きます。
①お母さん・お父さんとカメラマンが仲良くなる
②カメラマンは笑顔で一緒にい続ける
③親子一緒のショットから撮りはじめる
1つずつ説明させてもらいますね
①お母さん・お父さんとカメラマンが仲良くなる
子どもたちは、一緒にいる親の気持ちを感じることができます。
ですので、大人達が一緒に仲良く過ごしていると、この人は大丈夫という安心感が生まれます。
僕はお子様との会話が不安で難しそうなときは、まずお母さん達との会話を大切にするようにします。
そうすることで、心を開いてくれて自然な表情を見せくれるようになります。
②カメラマンは笑顔で一緒にい続ける
人見知りの不安が爆発して、最初から泣いちゃうこともあります。
そんな時も、カメラマンは離れず、その場にいることを大事にして下さい。
ただしカメラマンが赤ちゃん・子どもの目をじっと見つめると、より人見知りの不安が大きくなってしまいます。
僕は笑顔でいることは大事にしつつ、軽く顔を見る感じでいます。
あと、お母さんたち家族もぜひ泣いているお子様の気持ちをしっかり受け止めてあげて下さい。
大人たちが不安な気持ちを笑顔で受け止めてあげることで、「大丈夫だよ」ということが子どもに伝わります。
そうすること、不安がなくなって撮影できるようになります。
③親子一緒のショットから撮りはじめる
人見知りの子が、いきなり1人で撮影をはじめると不安を強く感じてしまいます。
ですので、最初は親子一緒の撮影からはじめてみて下さい。
特に抱っこ・手つなぎ等、親子がふれあうことショットは、子どもが安心感を感じられるのでおすすめです。
またカメラマンが遠くから、高い高い等遊んでいる姿を撮ってもらうのも有効です。
距離が離れてる分、カメラマンの存在を強く感じないので、人見知りの緊張が和らぎます。
親子のショットで気持ちが慣れてくると、1人の撮影でも笑顔を見せてくれるようになります。
まとめ
人見知りでも素敵な思い出は残せる!
大人が不安な気持ちを受け止めてあげることで、子どもたちは安心して撮影できるようになります。
信頼してる家族とカメラマンの協力が、お子様の人見知りを克服できる1番の方法です。
まずはお母さんとカメラマンが仲良くなることから、はじめてみてはいかがでしょうか?
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