「我が子の思い出を残したくてカメラを購入したのに、動きが早すぎてちゃんと撮れない」
なんてこと、ありませんか?
僕は家族撮影のお仕事をする中で、お母さんからよくご相談を頂くことがあります。
そんなお悩みを解決するために、これまでの撮影で学んだ、動き回る子をキレイに撮影する方法をお伝えします。
動き回る子を撮るためには?
動き回る子の撮影では、カメラの設定がとても大切です。
「今までオートしか使ったことがないから、ちゃんとキレイに撮れるか不安」
そんな初心者の方も安心して下さい。
今回紹介する設定は、カメラのオート機能を可能な限り使っているので、設定後はシャッターを切るだけで大丈夫な方法になっています。
この記事を読めば、動き回る子をブレずにキレイに撮ることができます。
遊んでいる姿が一番輝いている!
家族写真を撮影させて頂く中で、子ども達の遊んでいる姿が一番イキイキしていると実感します。
カメラの前で見せる緊張した表情・キメ顔も良いけど、遊んでいる時の、らしさ全開の姿に強く心惹かれています。
「思いっきり遊ぶ姿を残すためには、どうしたらいいか?」
素敵な自然体の姿を残すために、カメラの設定・撮影方法を追求してきました。
その結果、子ども達と遊びながら思い出を残す方法を見つけ、自然体のお写真をお届けできるようになりました。
撮影方法について
動き回る子をキレイに撮影するためには、3つのポイントを押さえることが大切です。
①カメラのシャッタースピードを速い設定にする
②明るい時間の屋外で撮影する
③遊びを取り入れて、カメラに誘導にする
1つずつ解説していきますね。
①カメラのシャッタースピードを速い設定にする
シャッタースピードは、シャッターが開いている時間のことです。
表示は1秒、1/4秒・・・1/250秒、1/500秒のように表します。
この数値の秒数が短いほど、動いている人をブラさずに撮れるようになります。
具体的な撮影の設定方法は、下記の通りになります。
1.カメラの撮影設定をSモードに
2.フォーカスモード設定をAFーC 瞳AFがある場合は機能をONに
3.フォーカスエリア設定をゾーンに
4.ISO設定をオートに
5.シャッタースピード設定を1/1000に もしぶれる場合は1/2000に変更
6.露出補正を0に設定 暗い場合は+1を目安にして、+方向に変更
あとはフォーカスを子ども達の顔に合わせて、シャッターを切ってあげると、ピントが合ったブレない写真を撮ることができます。
②明るい時間の屋外で撮影する
写真はカメラに光を取り込んで、撮影します。
シャッターを早い設定にすると、光を取り込む量が少なくなります。
暗い時間帯で①の設定で写すと、カメラ側でISOの数値を上げて足りない明るさを補正するため、ノイズというザラつきが発生します。
明るい時間帯で撮影することで、ISOの補正数値を低くすることができ、ノイズの少ないキレイな写真が撮れます。
③遊びを取り入れて、カメラの方に誘導する
動き回る子を撮影できる設定をしていても、子供たちを追いかけてシャッターを切るのは大変です。
なので遊びを取り入れて、カメラに写るように誘導してあげて下さい
例えば、カメラに向かって走ってもらう・ジャンプをする瞬間を撮るなど。
遊びながら撮影するので、カメラが苦手な子の思い出づくりにもオススメです。
大切な家族の宝物を残しませんか?
遊んでいる時の子ども達の表情は、心から楽しんでいるのが伝わってきて、とても素敵です。
家族撮影でも特に喜んで頂けるのは、自然体な子ども達の姿です。
動き回る子をブレずにキレイに撮れることは、家族の宝物を残していくことにつながります。
まずはカメラの設定をして、お子様の自然体な姿を撮ってみませんか?
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